向かい風・強風の時に自転車を楽にこぐ方法!【8選】
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こんにちは!大学生ブロガーのシシトウ(@shishitou014)です!
自転車で通勤、通学する際、風が強く吹いているとウンザリしますよね。
全然前に進めないし目にゴミが入るし、挙句に強風にハンドルをとられてヒヤリとする、なんてことも。
特に向かい風とくればもう朝から地獄のような気分になること請け合い!
そこで今回は、強風や向かい風が吹く中で少しでも楽に自転車に乗る方法をお伝えします!
向かい風対策その1:かがんで走る
風が吹き荒れる中自転車で進む際、元も大きなストレスの原因となるのが空気抵抗です。
ハンドルに出来るだけ肩を近づけ、正面から見た面積が出来るだけ小さくなるようにすれば、あまり抵抗なく走ることができます。
1番手軽に取り組める方法ですが、
姿勢を維持するのがつらい、
あまり速度が出せない、
滑稽な格好になるので人に見られるのが恥ずかしい
といったデメリットも存在します。。
向かい風対策その2:ゆっくり走る
前述の空気抵抗ですが、運動速度に比例して増大します。
時間に余裕があるなら、あまり力を入れずにゆっくり進むのが得策でしょう。
早く到着してしまおうと立ち漕ぎで進もうとしても、風のあたる面積の増大と速度上昇による抵抗の増加でかえって逆効果になってしまいます。
強風の日は立ち漕ぎをしないようにしましょう!
向かい風対策その3:誰かの後ろにつく
ロードバイクの世界では、複数人が一列になって進む「トレイン」という走法が存在します。
列の先頭が一身に空気抵抗を受けることで、後続が楽に走ることができるという仕組みです。
渡り鳥がVの字に隊列を組んで海を渡るのもこの原理を応用したものです。
渡り鳥の場合は非常に疲れる先頭を交代式で受け持つのですが、
我々人間はもっと利己的なので、積極的に先行者の背後を取り、省エネで目的地へと向かいましょう!
デメリットとしては、
そもそも先に進む人がいなければ使えない点、
目的地が違えば途中で道をたがえてしまう点、
あまり長いこと後ろに付いていると不審者と勘違いされかねない点
などが挙げられます。
向かい風対策その4:服装を改善する
上着のファスナーを中途半端に開けていたり、そもそも閉めずに風になびかせたりしていると思いっきり空気抵抗が発生します。
上着のファスナーはしっかり閉めてから自転車に乗りましょう。
進んでいるうちに熱く感じてきたら脱いでしまうのが得策です。
さらに言うなら、できるだけ凸凹や装飾の少ない上着を着るようにするとさらに楽です。
ウインドブレーカーと呼ばれる専用の上着も存在するので、ぜひ検討してみてください。
向かい風対策その5:自転車のメンテナンスをする
タイヤの空気は少しづつ抜けていきますが、その空気が抜けた状態の負荷に慣れてしまいメンテナンスを怠ってしまいがちな人も多くいる事かと思います。
風当たりが強いここぞという日に空気を入れなおせば、相対的に負荷が減少したように感じることができます!
ただ、空気が抜けた状態で自転車に長時間乗ることはタイヤのパンクやホイールへのダメージにつながるので、普段から定期的にメンテナンスを行うように心がけてください。
向かい風対策その6:そもそも乗らない
逆に考えるんだ。
押しちゃってもいいさ、と。
余りに風が強いときは、無理に自転車に乗るより押して歩いたほうがストレスを感じにくいことが往々にしてあります。
強風にあおられ転倒する危険を避けるという意味でも、しっかりと選択肢に入れておくべきです。
また、場合によってはバスや電車などの交通機関が利用できることも。
普段利用しない人も、有事に備えて最寄りの駅やバス停、運賃を調べておきましょう。
向かい風対策その7:リカンベントに買い替える
あまり聞きなれない乗り物ですが、自転車の一種に「リカンベント」という極めて特殊な形状のものがあります。
通常の自転車とは違い、背もたれの付いたシートにもたれかかり、足を前方に出した状態でペダルをこぎます。
その形状から空気抵抗が極めて少なく、背中が支えられている分足の力をそのまま伝えることができるのが特徴です。
普通の自転車に比べてはるかに進みやすく、逆風だろうとすいすい進むことができます!
ちなみにこのリカンベント、日本を代表するテクノミュージシャンであり、ステルスメジャーを自称するかの平沢進氏がMV中で運転していたことから、彼のファンたちの間ではとても有名です。
19秒あたりに登場します。
かなり変わったデザインですが、日本の道交法ではちゃんと自転車に分類されるので国道も走ることができます。
デメリットとしては、
坂道を上るのが苦手
構造上立ち漕ぎが不可能
駐輪場がない
対策その1の比じゃないぐらい好奇の目にさらされる
といったものがあります。
目的のためなら手段を選ばない人、
周りとは違う交通手段を持ちたい人、
平沢進のファン
にお勧めの方法です!
向かい風対策その8:普段から鍛えておく
結局、最後に頼れるのは己の肉体のみです。
普段から通勤、通学以外にもサイクルトレーニングを積んでおけば、どんな強風にも負けない健脚を手に入れることができます。
向かい風は大自然が課したトレーニングであるという認識を持てるまで極めることができれば、もうあなたに怖いものはありません。究極にストレスフリーです。
ある意味この問題に対する完全解答であると言えるでしょう。
おまけ:なぜいつも向かい風のように感じるのか
自転車通勤、通学の人にとってあるあるなのが、
行きも帰りも向かい風。
実に不思議なこの現象ですが、そのからくりは結構簡単で、相対的な速度が関係しています。
私たちは向かい風の影響は良く受けても追い風の恩恵をほぼ受けません。
大抵の場合、自身が風よりも早い速度で運動しているからです。
仮に自身よりも早い強風と同じ向きに進んでいる場合も、確かにペダルが若干軽くなるのですが、
その分普段より無意識に加速してしまい、足にかかる負担はあまり変化しないことがほとんどです。
風が強い日は出発を早めよう!
強風の中、安全に気を付けて自転車に乗るためにも、むやみに加速するのは厳禁です。
今回紹介した方法を試す前に、できるだけ早い時間に出発するのが何よりも大切だと言えます。
向かい風に負けず、今日も一日頑張りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。